【移住おすすめ先】 静岡県下田市への移住を検討してみた

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地方移住

移住先を探していると、いろんなサイトでランキング発表されていますが、中でも静岡県が上位3位以内に入っているランキングをよく見ます。

今回から、静岡のいくつかの都市を移住先候補(おすすめ?)として調べてみたいと思います。まずは伊豆半島の南端になる下田市です。鎖国をしていた江戸時代に、いち早く開港した都市として有名ですよね。

下田市の場所:伊豆半島南端

東京までは約195km(高速道路を使うと車で約4時間)。
公共交通機関を使うと、JR特急踊り子号で約2時間50分。東京に日帰りで行こうと思えば行ける距離ですね。

私の持ちマンションが東京にあるので、日帰りで管理会社と打ち合わせとかも現実的にできそうです。

出典:Yahoo地図

人口:約21,000人

2020年時点で約21,000人。
(出典:下田市男女別人口・世帯数の推移)

2015年-2020年の比較では、1割ほど人口が減っているようです。2020年以降は、ちょうどコロナ禍が始まった時期で、テレワークを下田市で行うために移住する方もいらっしゃるかもしれませんね。

出典:生活ガイド.com

生活の様子

食生活は豊かになりそう

伊豆半島の海沿いの街ということもあり、食生活、特に海産物は豊富にありそうです。

下田市の道の駅「開国 下田みなと」が伊豆急下田駅から900m(徒歩約11分)にあるので、道の駅で産直野菜や海産物を購入することもできそうです。

出典Yahoo地図

また、市内には24時間営業のマックスバリュ伊豆下田店がある他、激安大量でおなじみの業務スーパー伊豆下田店やドラッグストア、コンビニもあるので、買い物には不自由しなさそうです。

銀行

スルガ銀行や静岡銀行、静岡中央銀行、労金、信金はありますが、都市銀行の支店はないようです。
郵便局は市内に6つの局があります。

私はネット銀行でほぼ賄っているので、東京在住時にも銀行支店にお邪魔することはほぼなかったこともあり、さして不便ではないと思います。

必要あれば、コンビニのATMで対応すればよいかなと思います。

住む家を探せるか?

ここがネックになりそうです。下田市の空き家バンクとSUUMO、HOME’sで調べた感触をお伝えします。

空き家バンク:ちょっと厳しいかも

下田市のウェブサイトには空き家バンクという、長く空き家となっている家の賃貸・売却物件が掲載されています。

長年、空き家となっていただけあり、10-20年近く誰も住んでいない、大規模なリフォームが必要、というような物件が多く、すぐに住むには難しそうな状況です。

SUUMOやHOME’s:掲載物件数が多くない

こちらでも色々と検索してみました。私は賃貸物件を探しているのですが、そもそもの掲載数が多くないですね。。人口が2万人程度の街ですと、賃貸に出る物件の流動性があまり高くないのかもしれないですね。物件探しには時間をかける必要がありそうです。

基本的には車社会

伊豆急下田駅付近で生活する分には徒歩でもなんとかなりそうですが、何件かを買い物で回ったり、週末に周辺を観光するなどを考えると、車がないと不便にはなりそうです。

市内では、下田駅を中心に各地域へ循環バスがありますが、市街地を離れた山道を通るルートではバス停区間も長くなっています。

東海バスの時刻表を見ると、各路線は1時間に1本歩かないかくらいの本数です。バスだけで日常生活を送るのは少し不便かもしれないですね。

伊豆急の時刻表を見ると、電車は1時間に2本くらいなので、東京のように5-10分間隔で電車人れるというイメージを持ってはいけなさそうです。

物価はそこそこ、でもガソリン代は高いみたい

ということで、車はあったほうがよさそうですが、ネックになりそうなのはガソリン代。観光地ということ、伊豆半島南端という距離があることもあり、ガソリン価格は割高になりそうです。

同じ時期の東京・下田のガソリン価格を比較してみました。
東京よりも1割近く値段が高いですね。。車を購入するとしても燃費の良いクルマにした方がよさそうです。

医療環境:専門・高度医療は難しい

市内には、病院が2機関、診療所・医院が18機関、歯科医院が12機関あります。一般的な診療には十分な機関数かなと思います。

専門治療や高度医療を行う施設はなく、産婦人科も少ない状況のようです。

救急医療は、市内の医療機関が当番制で受け入れを行う体制とのこと。重傷者の場合は、伊豆の国市の医療機関まで搬送されることになり、特に重症または緊急を要する場合にはドクターヘリも運行されています。

移住支援制度

下田市は移住者・移住検討者に対して様々な支援制度を準備してくれています。
下田移住ライフというサイトに支援制度がまとめて掲載されています。

宿泊滞在費補助金

特に良いなと思った制度は移住検討の際に宿泊した際の費用補助をしてくれる「宿泊滞在費補助金」です。1回の滞在で1人当たり1泊分の基本宿泊料金の2分の1以内(上限4,000円)が補助されます。1回の申請で1世帯2名まで、2泊分が上限です。

移住検討の際には、一度、その町を訪れた方が良いと思うので、この支援制度はありがたいですね。

オーダーメイド型移住ツアー

また、「オーダーメイド型移住ツアー」という支援もあります。

街を訪れる際に買い物環境や学校環境、医療環境など、移住前に気になる場所を事前に案内してもらうことができる制度です。市の職員の方や移法人の方に案内してもらえます。

移住検討者一人一人に手厚い支援をしてくれる町は、移住候補地として良いですよね。3月末には上記のオーダーメード型移住ツアーに参加してきますので、結果はまたこちらのサイトで報告しますね。

(追記)移住ツアーに参加した様子は↓こちらで紹介しています

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