【移住検討】札幌市への移住を考えるなら知っておきたいポイントとは?

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地方移住

いままで、東京からの移住先として割と近い静岡を移住候補に挙げてきましたが、実は私は札幌出身。雪も全く心配ないです。だとしたら、いっそ、北海道へ(Uターン)することもありかな?と考えています。

今回は北海道イチの都市である札幌市について考えてみたいと思います。

札幌市の場所:日本の北の方

今更紹介するまでもないですが、、札幌市は北海道の道庁所在地。
東京からはおよそ1,200km。車で行くことはないですが、車だと約17時間(青森‐函館のフェリー含む)です。飛行機だと羽田-新千歳間が約1時間30分。関東近辺に車で何時間もかけて行く地域よりも近いと言えます。

一応、新幹線でも行けるのですが、、東京からは青森までの東北新幹線、青森-函館間の北海道新幹線、函館‐札幌間は快速電車を乗り継ぐ形です。札幌までの新幹線開通は2030年に実現する見込みとのこと。ただ、それでも東京から新幹線だとそうとう時間かかるんですよね。。かなり値段がリーズナブルじゃないと飛行機に勝てない気がします。

ちなみに、「札幌」の名前の由来はアイヌ語の「サッ・ポロ」(sat-poro、乾いた大きい)、もしくは「サリ・ポロ・ペッ」(sari-poro-pet、その葦原が・広大な・川)という2説があります。

アイヌの歴史は小学生時代に学校で習います。北海道の地名はアイヌ由来の名前がとても多いです。倶知安(くっちゃん)や占冠(しむかっぷ)など、カナがないと読むのが難しいですよね。

参照:Yahoo!地図

人口:約200万人の大都市

2022年3月1日現在の数値。
さすが、北海道イチの都市。毎年少しずつ増えているようです。

昨今のコロナ禍で、東京からは若干人口流出しているという話もありますが、札幌はそういう方の受け皿になっているのかもしれませんね。東京や大阪から見ると、札幌というブランドへの憧れもあると思います。

北海道の中では、札幌は大学や専門学校が集中している都市でもありますし、仕事の選択肢という点で北海道内の人口も集まる拠点になっているとも言えます。

気候:夏は涼しくエアコンいらず、冬は暖房代が。。

札幌出身の身としては、東京の夏の暑さは異常です。
最高気温35度とか、ちょっとした体温並みの気温ですよね。

札幌は夏でも最高気温は30度程度。30度となるとさすがにエアコンが欲しくなりますが、30度を超えるのはひと夏でほんの数日程度。夏は扇風機でも乗り越えられるレベルです。梅雨もほとんどないので、春から秋にかけては快適な生活が続けられます。

快適な夏とは違い、冬はちょっと大変です。
札幌市内でも積雪が3m近くなるので、ちょっと大雪となると道路は大渋滞だし、鉄道やバスは運休することもしばしば。歩道や車道も除雪車が入らないと利用することが難しいレベルです。

加えて、自宅がマンションであればよいのですが、一軒家となると家前の除雪も必要です。若いうちは良いですが、年齢を重ねるにつれ、除雪の重労働が体にこたえると思うので、シニア層で移住するのであればマンションの方がよいと思います。

そして、冬の気温はマイナス10度近くなることも。当然、暖房が欠かせません。
一軒家では石油ストーブ、マンションだとガスストーブやオイルヒーターなど、暖房器具は様々。どれを使うにしても、夏と比較すると光熱費は倍くらいかかっていた印象です。

交通機関:JR・バス・地下鉄・市電(トラム)があり、中心部に住むなら車はなくても済む

北海道=車がないと生活できない、と思う方も多いと思いますが、200万人都市の札幌ですので、中心部は交通機関が発達しており、車がなくても全然不便しません。

地下鉄は「東西線」「南北線」「東豊線」と3路線あり、中心部の大通駅か札幌駅で乗り換えることになるので、東京と比べると、とても分かりやすい路線になってます。

ただ、冬の大雪時にはJRやバスは運休することもしばしばなので、大雪の時には無理に外出しない方が得策です。中心部の道路には頻繁に除雪が入ったり、ロードヒーティングがされていますが、少し中心部を離れると雪の洗礼をもろに浴びることになります。

また、札幌市内でも中心部以外に住むのであればやはり車はあったほうがいいです。最寄りのスーパーまでは車で10-15分くらい走れば何かしらのお店はあります。夏はまだ自転車でもなんとかなりますが、冬も考えると車があったほうが良いでしょうね。

なお、ガソリン価格は東京とほぼ同額。この点は嬉しいですね。

住宅環境:賃貸物件を探せないということはない

住宅についても200万人都市なので、物件を探せないということはないと思います。家賃も東京に比べると、かなり割安だと思います。

後はご自身の生活スタイルに合わせてどの地域にするかですね。
働く方であれば、おそらく勤務場所は大通駅 or 札幌駅周辺になると思うので、地下鉄の駅から近い物件の方が良いかなと思います。そうじゃない方は「バス+地下鉄」の組み合わせで住む場所を決める感じだと思います。

札幌は都市ガスが入っている物件が少ないので、プロパンガス代はちょっとかかることを覚悟したほうが良いと思います。

1点、冬の札幌で忘れてはいけないのは水道管の「水落し」。これは、水道管の水を抜くということです。冬の夜になると、氷点下5-10度になり、水道管の水が凍って水道管破裂の恐れがあります。これを防ぐのが「水落し」です。

仕事:無いことはないが、給与水準は東京よりは低め

仕事面でも、200万人都市なので選ばなければ何かしらの仕事はある状況です。

給与水準としては、東京と比較して6‐8割程度というところです。
アルバイト・パートの平均時給も1000円を超えないレンジです。北海道の最低賃金は時給889円なので、東京都の最低賃金である時給1,041円との比較でも差がついています。物価差もあるので致し方ないというところですね。

出典:求人ボックス

食生活:スーパーには北海道産食材が多め

こちらも想像に難くないと思います。

北海道は言わずと知れた食の宝庫ですので、一般的なスーパーマーケットで販売されている食材のレベルも高いです。魚介類、野菜共に北海道産物が多く、その鮮度も東京と比較すると高いです。

魚介類については、北海道(北国)で主に取れる根魚やカレイ類が多く、逆に東京で主に売られているタイやブリ系の魚は少ないように記憶しています。

東京に居ると、北海道食材が懐かしく感じる時もあります。
今はネットでいくらでも北海道から食材を取り寄せることができるので、たとえ札幌にUターンしないとしても、以下のようなサイトを積極的に活用していきたいです。


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医療環境:病院は多数、国民健康保険料は若干高め

札幌市は病院の数自体は全く心配する必要はないレベルです。2017年時点での病院数:206、一般診療施設:1,312施設です。(出典:札幌の医療に関するデータブック)

国民健康保険料については、全国平均よりも若干高めです。

出典:国民健康保険計算機

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