元々地方出身で、社会人になってから上京した私にとっては、地方移住自体はポジティブであり、むしろ定年退職する前に移住したいなと思っておりました。
難しいのは家族の説得ですかね。小学生の娘は若干駄々をこねていて「学校の友達と離れたくない」と言っていますが、学校以外の周辺環境で自然などの学ぶ場が少ない東京に居続ける方が、子供の将来にとってどうなのかなと考えています。
以下では、地方移住の準備として私が考えていることをお伝えしたいと思います。
移住の目的
なぜ地方に移住するのか、この言語化が大事だと思ってます。
「都会生活に疲れた」「地方生活に憧れていた」だけでは現実から逃げているだけで、本当に自分の人生で今後何をしたいのか、自分の志や夢は何だったのか?、その実現が移住で実現できるのか?
目的をはっきりさせないと、移住後に「こんなはずじゃなかった」となりかねません。
すべての選択は自分の責任であることはわかっています。そうであれば、なぜ移住するのか?について、まずはちゃんと自分自身の言葉で表現してみた方が良いなと思います。
移住先の選定
個人的には日本のどこでもよいと思っている。ただし、医療施設との距離は考慮に入れたい。加えて、子供の教育環境・学校との距離も考えた居住先を見つけたいと考えています。
最近は、引越代の負担や住居提供など、移住者への支援制度が充実している街もありますが、まずは居住環境が大事ですかね。支援制度は利用できれば御の字という程度で考えています。
移住先での住居
私は賃貸物件を探しています。この理由は、見ず知らずの土地に移住するわけで、自分や家族にある環境か否かがわからない状態でいきなり家購入となると、ちょっと苦しいなと考えるためです。
まずは、各市区町村で「空き家バンク」と言われる、空き物件の紹介サイトを探してみています。ですが、長年にわたって居住者がいない住居が多いのか、すぐに住めそうな物件が中々見当たらないです。私自身が賃貸物件に高望みしている可能性はあるが。現地を見ずに住居を決める訳にはいかないので、候補地を選定後、2022年3月下旬には一度下見しに行こうと思っています。
SuumoやHome’sなどの、一般市場での賃貸物件サイトも並行して探しています。
移住先での仕事
セミリタイアを考えている私にとっては、仕事探しはあまり優先順位は高くないです。単発のアルバイトをしつつ、普段は読書したりブログ書いたり釣りしたりしながら、子供の成長を近くで見れれば十分かなと思ってます。
市区町村のウェブサイトでは、移住者向けの仕事紹介サイトがありますので、必要となればこういうサイトもうまく活用していくとよいかなと思います。
もしくは、一般的な転職サイトで地方移住を機に転職するという手も考えたいですね。
転職を機に自分の新たなキャリア形成を進めていけば、人間としての幅も広げられそうです。
子供の教育環境
娘のいる私は、地方移住には子供にもついてきてもらう必要があります。東京と比較するのが正しいわけではないですが、移住先の教育環境も要チェックです。
また、教育環境は学校だけではなく、地域の図書館やスポーツ施設、塾や地域コミュニティ活動の状況なども調べておく必要がありますね。移住前には事前下見しに行く予定ですので、上記ポイントは押さえておきたいところです。
移住先の物価
あまり注目されませんが、移住先の物価チェックは必須です。
地方移住には引越しなどの一時費用は必須ですが、移住先での生活を安定させた後の生活費がどの程度かかるのか、この点もチェックしておきたいです。
地方移住となると、一般的な印象としては「物価は安くなる」イメージでおりますが、地方に商品を輸送するため輸送費、複数店舗がないため価格競争になりにくいなど、価格上昇を引き起こす要因が潜んでいます。地方では、一般的なスーパーマーケットに加えて、野菜直売所などの購入価格を抑える仕組みをうまく活用していきたいところです。
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