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今回は、私の2022年転職活動の一例をご紹介します。
2回の面接のうち、1回目は自分でも好感触で成功したにもかかわらず、最終面接でお見送りとなったケースです。人物評価はそこそこだったと思いますが、私の希望年収と先方想定年収とのギャップがネックになったようです。
エージェントとの事前面談
全社のDX支援組織を立ち上げるための人員増加が採用目的。
現在、80名いる組織を150名まで増やす想定の会社。
部長もおらず、グループ長もまだいない段階とのことだったので、こちらとしてはかなりチャンス。部長クラスであれば私の希望年収にも合致するので、これは応募しなければ!ということで申し込むことに。
エージェント曰く、「この会社は書類選考の段階で役員がチェックしているので、書類選考さえ通れば内定を得られる確率はかなり高いです」という触れ込みでした。今思うと、この触れ込みは間違っていましたが。。
書類選考
申し込みから、週末をまたいで5日で通過連絡がありました。
5日もかかるかぁ、、、ということが若干不安ではありましたが、とりあえず合格ということで、心の中では「書類選考が通ったのだから、内定も得られるだろう」と高をくくっていました。
すぐにエージェント経由で1次面接の予定調整を進めました。
1次面接は、書類選考通過から1週間後。まぁ悪くないスピード感だ。
1次面接:よどみない自己PRと質疑応答
1次面接は部長職の方。
あれ、部長はまだいないということじゃなかったのだっけ?と心の中で思いながらも質疑応答を進めます。
会社合併があり、システム統合があまり進んでいないというネガティブな情報が。。
まぁそういう苦境を乗り越えるためにも外部リソースが必要なのだろう、とプラスに捉える。
こちらからもいくつか逆質問させて頂き、会社の雰囲気や役員の組織運営方針などを伺う。
エージェントから伺っていた事前情報とのズレはほとんどなく、好感触のまま1時間ほどの面接は終了。
1次面接後のエージェントからの連絡
面接終了後、同日にエージェントとも面談。
質問された内容や雰囲気について共有する。
エージェントからはやんわりと年収について確認が来た。
あぁ、おそらく私の希望年収が先方要望よりも高いのだろうなぁという勘が働いた。
「せっかく転職するのだから、キャリアアップを図りたい。現職の年収よりも下がる転職はキャリアダウンなので受け入れがたい」という思いを伝えておいた。エージェントからは特にコメントはなかった。
2次(最終)面接
1次面接の合格連絡は面接5日後だった。かなりポジティブなフィードバックだったとのこと。
よし、このまま最終面接も乗り切ろう。
そんな風に考えていたのだが、最終面接は1次面接から1か月後。。
え、そんなに間あくの?という感触だった。よい人材を得たいと思うのなら採用活動にもっと力を入れるべきでは?という思いになり、この辺りからこの会社へかすかな不安を持つようになった。
そして1か月後の最終面接。
先方は管掌役員と人事部メンバー。面接名に人事の方と軽く会話する。
遅れて役員がオンラインに参加。
おや?役員の雰囲気がおかしい。
仕事が忙しいのか、明らかにこちらに興味がない空気を感じる。
これから面接ですよ、目線くらい合わせてくれてもよいじゃないですか、というくらいこっちを見てくれない。。
何だろう、こういうコミュニケーションする人が自分の上長になるのか?
と、これまで持っていたかすかな不安が少しずつ増えてくる。
面接自体は滞りなく進めたものの、こちらの回答に対する追加質問みたいなものがほとんどなく、あっさりとした質疑応答が続く。これまでの面接経験から、面接のコミュニケーションが盛り上がらないと面接結果も残念なことになる可能性が高い。
面接を続けながらも全然合格できる感触が持てなった。
心の中では「これは無理だな」という割り切りが働く。
そんな心の中での葛藤?をしつつ、最後に逆質問もいくつか。
先方からは変わらずあっさりとした回答。
面接官からは、「あなたは私達の組織メンバーになるわけじゃないから、そんな色々と質問しても意味ないですよ」と言われているような感触でした。
最終面接結果
当日の面接空気の感触通り、面接2日後にお見送りの連絡が来ました。
まぁ、そんな興味ない空気を醸し出してくる会社であれば、こちらもお見送りさせて頂きたいと思っていたので、さほどショックは受けず。(ちょっとはショックを受けましたけど)
一応、お見送りの理由もエージェント経由でもらいましたが、最後にこう書かれていました。
「現職の報酬維持を希望しており、これに見合った業務は見当たらない」
いや、エージェント!こういうことなら、もっと早く事前面談の段階で言ってほしかった。
明らかに、先方は年収レンジの枠外と言っているじゃないか。
応募先企業との相性ももちろん大事ですが、エージェントとの相性も本当に大事なのだな、ということを学んだ転職活動でした。
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