転職成功者と失敗者の違いは?一歩踏み出せる人、踏み出せない人の差を解説!

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40代からの転職

こんにちは、きょうじゅです。

総務省のデータでは、2021年までの5年間は転職希望者数は増えているものの、実際に転職した人数は増えていない。むしろ減っています。

https://www.bizreach.jp/column/career-news-01/から抜粋

私の周りでは、転職する人たちが着実に増えてきているなという感触だったのですが、データはそうではない事実を示しています。では、なぜ転職者数は増えていないのでしょうか?

今回はこの問いに対する具体的な対処方法について、私なりの意見をお伝えしたいと思います。

 

不安を引き起こす要因とは?

さて、まずは、なぜ転職者数は増えていないのでしょうか?
不安があるから一歩踏み出せないのでしょうか?

 

どんな不安があるのか、その要因を3つ考えてみたいと思います。

 

希望に合った仕事が見つからないかも?

 転職経験が少ない方、特に40代で初めて転職活動を始める方にとっては、「自分に合う仕事に出会えるのだろうか?」という漠然とした不安があると思います。

これまでは、新卒で入社した会社にいて、数年ごとに人事異動命令という名のもと、未経験の部署・業務に半ば強制的にアサインされる仕組みに慣れていたと思います。

 そんな環境から、いきなり「自分で自分に合う仕事を探せるのか?」「そもそも自分に合う仕事って定義できるのか?」という世界に放り込まれる自分を想像すると、不安に駆られることも分かるなぁと思います。

 

新しい職場で人間関係を築くことができない不安?

 次の不安は人間関係。

新卒で入った会社では、様々な人事異動を経て、各部署で自分のことを知っていてくれる人がいて、働きやすい環境に身を置いていると思います。

そんな自分が転職するとなると、「全く知り合いがいない環境で人間関係が築けるだろうか?」「お手並み拝見、のような雰囲気はないだろうか?」と不安に感じるかもしれません。

私も、初めて転職して入社した会社では、最初の頃はこの不安は多少ありました。

 

年収が下がるかもしれない?

年収低下への不安もあるかもしれませんね。

これは、今の自分の適正年収の相場観がないからかもしれません。
ある程度、転職エージェントと会話した経験や機会があった人であれば、オファーしてくれる会社の年収レンジのイメージがあると思います。

ですが、転職経験がないと、「転職=年収ダウン」というイメージはあるかなと思います。
特に、40代以上のミドル層・シニア層の方は、殊更このイメージが強いかもしれませんね。

 

これらの不安って、転職しなくてもありませんか?

でも、冷静になって考えてみてください。

これらの不安って、転職した時だけ直面する不安要素でしょうか?

 

今いる会社で、全く経験したことない部署・業務への異動命令が出たら、一から人間関係は築かないといけないですよね。覚える仕事もゼロからのスタートなので、今までの経験はどこまで通用できるかなという不安もあると思います。

年収ダウンはどうでしょうか?
自分がどんなに頑張っていたとしても、会社の業績が下がると、ご自身の年収にも多少なりとも影響はすると思います。年収低下は、今いる会社であっても将来起こり得ることのはずです。

 

「転職の経験がない故の不安」この不安は、転職ということを知らない・経験していないからこと感じられるものとも言えます。

どう解消したらいいか?の具体策3選

転職に一歩踏み出せない要因と思える、これらの不安を解消するためにどうしたらいいでしょうか?
これまでの私の転職経験から、以下の具体策3選をお伝えしたいと思います。

 

転職者の口コミを確認する

 知らないことへの不安解消の第一報は知ること。
今では、Openwork転職会議などの口コミサイトで、キャリア採用者の生の声を見ることができます。

会社によっては、新卒社員の口コミは評価が高いが、キャリア採用者の評価が低い会社、
またはその逆など、様々な特性を読み解くことができると思います。

ただし、気を付けておきたい点としては、口コミサイトの内容はあくまで登録した本人の主観。
記載事項がその会社の全てではないと理解した上で読み解くことです。

特に、ネガティブなコメントがある際には、その要因は登録者本人の要因なのか、会社としての仕組みの要因なのか、組織文化の要因なのかを仮説をもって読むことだと思います。

この仮説検証を、転職面接の場で解消するべく質問すればよいかなと思います。

 

入社する場合の具体的な業務内容を聞く

 次の手立ては、採用面接の場を活用することです。

転職時の不安を少しでも和らげる解決策の一つとして、「もし自分が入社したとしたら、具体的にどういう仕事に就くのか?」を確認するとよいと思います。

これは、私が前職で採用面接官をしていた際に実践していたことでもあります。
前職はベンチャーだったのですが、大企業経験者の面接の際には、出来る限り具体的にアサイン予定の業務内容の説明や、組織の課題、その課題に対して自分はこういう解決策をはかりたい、などなどをお伝えしていました。

転職経験をある程度積んでいる方であれば、自分からこの手の質問をしてくれるので、面接時に自分からする質問事項として、具体的な業務内容は必ず確認するようにしましょう。

 

その会社に転職した人と面談させてもらう

転職先を知る、という観点でもう一つの提案は、先に入社したキャリア採用者を紹介してもらうということです。

これは、新卒採用の際にOB/OG訪問をした経験がある方がいらっしゃると思いますが、そのキャリア採用版です。

口コミサイトでもキャリア採用者の声は確認できますが、いざ自分が所属する可能性のある部署のキャリア採用者がどのように感じているかは、直接当事者に聞くしかありません。

ただ、転職面接の1次面接でいきなり「キャリア採用者を紹介して下さい」と言っても難しいものがあるでしょう。企業側としても、この人に社員を紹介するメリットはあるのか、紹介するほど入社してほしい人材なのかの評価がされる前段階では難しい、という判断になると思います。

私なら、最終面接を終えて、おそらく内定を頂くことが出来そう、という段階で、転職エージェント経由で打診したいなと思います。

転職エージェントは、うまく活用しましょう!

 

 

 

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