こんにちは、きょうじゅです。
私は、今でこそ、40代になってから2回の転職を経験して、
「転職は、年齢関係なく何とかなるもの」
という意識でいますが、一般的には転職未経験の40代サラリーマンが新しいキャリアに踏み出すことは、多くの不安と葛藤を伴う重要な選択ですよね。
今回は、
- 40代サラリーマンが初めて転職に向き合う際のジレンマ
- 人生を一歩踏み出す手段として転職を活用するための、ジレンマの克服方法
についてお伝えしたいと思います。
初めての転職活動で経験する不安
転職活動を考える際、多くの不安が浮かび上がりますよね。
まず、現在の安定した仕事を離れることに不安を感じるかもしれません。
「安定している」という点は、変化の激しい現代において、救いとなる言葉でもありますよね。
また、新しい職場や環境へ適応できるのか?という不安もありますよね。
今いる環境は、部署内も他部署にも多くの知り合いがおり、何か新しい業務を担当したとしても色々と相談できる仲間がいるという心強さがありますが、転職してしまうとそんな仲間がゼロの状態からスタートする必要がありますよね。
さらに、スキルや経験の不足に対する不安もありませんか?
自分の実力・能力は、今いる会社の外ではどれだけ通用するのか?
その見極めが出来ない中で、転職という選択肢を取って良いのか?という自分への問いかけもあったりすると思います。
ジレンマの背後にある要因は何だろうか?
初めての転職に対するジレンマは、安定と変化、新しい職場環境や人間関係への不安、自分自身の能力を完全には信用できないなど、さまざまな要因から生じるものと思います。
では、これらのジレンマはなぜ起きのでしょうか?
なんとなく「不安」を感じることは当然なので、私はその不安を言語化してみました。
私の場合は、初対面の方とのコミュニケーションには自信がありました。
社内異動も何度も経験しており、異動直後は慣れるまでの時間は必要であるものの、逆に時間さえあれば何とかなるという経験は積んでいました。
また、安定した人生を過ごすことはもったいない、もっと挑戦する人生を過ごしてもよいのではないか?という考えを元から持っていました。キャレンジするアスリートやビジネスパーソンの活躍を見て、「自分も人生は攻めていかないともったいない!」考えておりました。
私の結論は、
自分自身の能力が、会社を離れても通用するか不安
というものでした。
そのため、転職を意識し始めた39歳になってビジネススクールに通うことにしました。
この決断が、後の2回の転職活動の背中を大いに押してくれるものになりました。
「不安」を「具体的な課題」に整理できれば解決策は打てるのではないか?
不安も言語化すれば、漠然とした不安から具体的な問題に整理することができます。
具体的な問題が定められれば、解決策はいくつかあるものです。
よく、「悩む」と「考える」は違うと言いますよね。
「悩む」とは、具体的な課題の整理がされておらず、時間がたっても何も進歩しない状況。
「考える」とは、解決したい”問い”を言語化し、その解決策を構造的に整理すること。
私はこの2つの言葉をこんな風に整理しています。
さいごに
40代サラリーマンが初めて転職活動する際に直面するジレンマや不安は、人間であれば誰しもが感じるものだと思います。
安定した職場環境と新たなキャリアへの未知の道との間で揺れ動くのは、自然な反応とも言えます。
人生はトレードオフの連続です。
でも、このトレードオフを克服するからこそ、他の誰しもができない、自分だけが得られる経験・成功があると思います。
トレードオフから逃げずに向き合うこと。
そのためには、漠然とした不安をしっかりと分解し、構造化して解決策を導き出すこと。
この2つが、40代で初めて転職活動するジレンマを克服する手段であると確認しています。
自分ひとりで不安を取り除くことが難しい場合は、↓転職エージェントを活用するもの一案です。
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