こんにちは、きょうじゅです。
今日、部内の仲間が退職すると報告を頂きました。
この方、今の会社に転職して１年未満での退職でした。
そして、転職先は元いた会社とのこと。
つまり、「出戻り転職」です。
出戻り転職ってどうなんでしょうね？
今後、私も可能性がないわけではないので、今回は「出戻り転職」について考えてみたいと思います。
出戻り転職とは？
「出戻り転職」とは、元いた会社に再度転職(再就職に近い)することです。
「出戻り転職は難しそう」
「一度退職した会社に戻るなんて稀なケースではないのか」
と思う方もいらっしゃることでしょう。
でも、最近ではそれほど珍しい現象ではないようです。
出戻り転職のメリットは？
転職する際は、応募企業の業態を調べ、募集ポジションや業務内容も確認して、自分のこれまでのキャリ・経験を活かせそうか？様々な事前準備をしてから面接に臨みますよね？
出戻り転職は、この事前準備が限りなく少なくて済むというメリットがあります。
だって、過去に在籍していた会社なのだから、社内ルールは知っているし、人も知っている。
業務内容だって、前回退職してから時間は立っているものの、凡そは分かっている。
つまり、「即戦力として活躍できる」という大きなメリットがあります。
また、面接する側の人も自分を知っていてくれるので、「選考過程を短縮させることが可能」というメリットもありますよね。
その一方で、前職とは異なる環境での経験を持ち帰るような形になるので、他社で身に付けたノウハウやスキルを生かし、新しい会社に貢献することができます。
出戻り転職のデメリットは？
そんな、メリットばかりに見える出戻り転職ですが、いくつか気を付けておくべき点もあると思います。
最たるポイントは、「前回と同じ理由でまた退職してしまうのではないか？」という点です。
前回辞めた際、その理由は何だったでしょうか？
その理由は、今回出戻りする際には解消している課題でしょうか？
この点をしっかり確認しておく必要があるでしょう。
もう1点、気にしておくべき点は「同僚は前と同じように接してくれるか？」という点。
前回退職した際に、同僚は自分の仕事を引き継いでくれていたかもしれない。
そして、その引継ぎは同僚に少なからず負担を強いていたかもしれない。
そんな大変な状況を創り出した当人が、ちょっと時間がたった段階で再び戻ってくるとなると、前と同じように接してくれるだろうか？そんなことも気にしておく必要があるでしょう。
大事なこと：出戻り転職で自分の新たなキャリアを構築できるか？
この問いに答えが出せるのであれば、出戻り転職はOKでしょう。
私は、この問いにはまだポジティブな回答が準備できていないです。
なので、2回目の転職活動の際にも出戻りは考えなかったです。
出戻り転職を考えるとしても、まずは転職エージェントと会話してからでも遅くないのでは？と思います。転職活動するということは、何かしら今の職場に不満・不安があり、環境を変えたいと思っているはず。そういう悶々とした悩みは、転職のプロに聞いてもらい、一緒に課題を解消する手立てを考えてみる方が良いかな、と今の自分は思います。
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