【副業としても魅力】写真販売で副業収入を得る:Adobe StockとPIXTAの効果的な活用法

*本ページはプロモーションが含まれています

個人事業主

今日は地方移住後の空き時間でちょっとした事業所得が得られそうな、フォトストック事業についてまとめたいと思います。

フォトストックとは?

フォトストックとは、写真やイラストを販売サイトで公開し、収益を得るビジネスです。
自分が過去に撮りためた写真をフォトストックサイトにアップするだけで、事業として収益をあげられるのであれば不労所得としてかなりの魅力がありますよね。

私自身、大学生時代から商社勤務時の出張、海外勤務、家族旅行などで撮った写真を外付けHDDに数えきれないほど保存していますので、事業の原資としては十分保有しています。

加えて、スマホだけではなく、一眼レフカメラで撮影した写真がたくさんありますので、画質の面でも見劣りしない写真が多くあります。

地方移住を機にフルタイムでの仕事はしない予定でおりますので、ほんの少しでも不労所得が増えると嬉しいですね。

メリット

初期投資をかけずに不労所得が得られる可能性がある

これに尽きると思います。
自分が過去に趣味で撮りためた写真の一部が、収益を生む資産に代わるわけです。

ある程度、安定した収益が挙げられるのであれば「事業」として、個人事業主の開業届にも記載できるかなと思います。

収益に見合う経費も計上可能(かも)

フォトストック利用初期は、手持ちの写真をアップするだけでもよいですが、今後も継続的に写真をアップするためには、撮影のための移動・宿泊・機材調達も必要になります。

事業に必要な経費は、確定申告で所得から控除できますので、自家用車で移動して写真撮影するのであれば、撮影に利用した分のガソリン代などは堂々と経費申請してよいかなと思います。

また、撮影に必要な一眼レフカメラの調達や三脚、果ては写真データアップに利用するPC購入なども経費計上可能と思います。ただ、収益がものすごく少ないのに、毎年経費だけが計上され続けていると、後々、税務署からの税務調査が入る可能性はあるのかもしれませんね。

趣味と実益を兼ねられる

これも大きいですね。

会社員のように時間に縛られることなく、自分が出かけるときに一眼レフを一緒に持っていく。
普段とちょっと違う場面、その土地ならではの景色を趣味として写真を撮影し、その写真にニーズがあれば購入してもらえる。一度アップした写真は、自分が寝ていても世界のどこかで購入希望者が見つけてくれる。やらなくても死にはしないが、やっておけばプラスになる可能性がある。であれば、やらない理由はないですね。

デメリット

売れない(=参入障壁が低く、世界中の写真愛好家が競合)

メリットはたくさんありますが、デメリットで一番なのは「売れない」ということですね。

参入障壁が低いので、素人でもプロでも、気付いた人が新たに写真をアップして、自分の競合になる。購入者にニーズのある写真を自分はどこまで把握できているか?それがわからず、ただただ写真をアップし続けるだけで本当に収益になるのか?ここが一番のデメリット(というか、やる意味がある?というレベルの悩み)ですね。

ただ、やっても売れないかもしれませんが、始めないと確実に売り上げは立たないわけです。
だとすると、自分のちょっとの時間を惜しむとか悩むとかする前に、まずは一歩踏み出して始めてみてもよいのでは?止めるのはいつでもできますし。

デメリットはなくなるまで突き詰めればデメリットではなくなります。

売れても収益が少ない

これもありそうです。

写真一枚の値段は、利用するフォトストックサービスの料金体系に大きく依存します。
1枚単位で販売できれば一番収益率(=単価)が良いのですが、購入者の立場からは「○枚で□□□円」みたいな定額料金がお得になるわけで、お得な料金体系で売れるほど、アップする側に入る収益は低くなります。

収益を上げるためには、以下3点のどれかに取り組むしかないです。
①単価を上げる
②売り上げ枚数を増やす
③売上機会を増やす

いずれにしても、「収益が少ない」と嘆く前に、売上を上げる取り組みを全て実施してみてから継続是非を考えればよいかなと思います。

候補サービス①Adobe Stockを使ってみた

まずは、顧客が世界中にいる「Adobe Stock」から利用してみたいと思います。

Adobe Stockはpdfファイル閲覧ソフトのAcrobatや画像編集ソフトのPhotoshopでおなじみのアドビ社が運営する画像・イラスト・動画の販売サイトです。

利用者が全世界ということもあり、日本国内のみを利用者としている他サービスよりも販売機会は多く得られる可能性があります。その一方で、世界のカメラマンが競合相手になるので、本当に自分の写真が売れるのか若干怪しいですが、まずは手持ちの写真を厳選して300枚ほどアップしました。

写真をアップする際には「画像のテーマ名」「画像につけるタグ」を自分で設定します。タグについては、写真データをアップした段階でアドビのシステムが候補タグ名を20個近く日本語で表示してくれるのですが、このタグ表記の自動提案がいけていない。おそらく、英単語で設定したタグを自動翻訳しているのですが、例えば「ヨーロッパ」と表示されるべきが「ヨーロパ」のように、10年くらい前のGoogle翻訳の精度です。風景写真によっては、海外の地名なども初期提案されるのですが、これも全然精度低いです。なので、1データ毎にタグ情報を修正する手間が結構かかります。

Adobe Stockは掲載前に審査があり、以下のような課題があると審査ではねられます。
・ピントボケや低画質などの「技術的な問題」
・建物などの知的財産権の侵害
・類似画像が既に提出済み

アップした写真が売れたら(ダウンロードされたら)収入になるわけですが、最低25ドル分まで売上がたまったら入金を受けられます。入金を受けるためには PayPal、Payoneer または Skrill アカウントが必要です。日本だとPayPalですかね。そして、Adobeに税金フォームという申請書をウェブで記録することと、最初の Adobe Stock の販売から少なくとも 45 日が経過している必要があります。

私がアップしたのは、自分なりには厳選しつつ、「知的財産権としては若干怪しいかも」というものも混在して審査に出してみました。

結果、300枚の審査のうち、審査通過が約180枚。通過率は約60%でした。
審査不合格で一番多かったのが「技術的な問題」でした。これは、過去にコンパクトデジタルカメラで撮影した写真データも含まれていたので仕方ないかなと思いますし、素人が撮った写真なので納得です。むしろ、60%も審査が通るんだ、と逆にびっくりしました。

Adobe Stockは写真をアップする上限枚数などがないので、写真を撮影した都度、登録申請できる点がメリットです。これから、初売上がいつ上がるのか、楽しみに待ちたいと思います。

候補サービス②PIXTAも使ってみた

続いては、日本向けサービスである「PIXTA」です。

PIXTAも仕組みとしてはAdobe Stockとほぼ同じ。写真データをアップして、審査を通過したら販売対象となる制度です。7,150万点の写真・動画・イラストデータがアップされています。
(2022年3月現在)

こちらも、写真データをアップする都度、「画像のテーマ名」「画像につけるタグ」を自分で設定します。日本語サービスであるため、Adobe Stockよりも自動提案されるタグ名が優秀です。なので、登録する手間はAdobe Stockよりも格段に楽です。

ただし、PIXTAはAdobe Stockと異なり、毎月のアップロード枚数に上限があります。私の場合は20枚でした。翌月にはまた20枚をアップできるようになります。私が300枚程度の画像があるので、販売対象とする画像がアップし終えるまで1.5年もかかるとは、、、こちらは収益化するのは難しいかもしれません。。

PIXTAの販売単価は、1枚毎に購入するのであれば550円。定額料金だともっと安くなる感じです。もし、自分の写真が購入されたとしても、この価格の全てが収益になるのではなく、収益率は10%程度。売上枚数が増えるほど、収益率が向上する仕組みです。

まずは19枚の写真を登録申請しまして、無事全てが承認されました。
こちらも初売上が上がりましたらこのサイトで報告しますね。

<アップしてから1か月後の経過報告>
1ヶ月経過の結果、Adobe Stockで2ファイルがダウンロードされました!(=売れました)
売上は0.66ドル≒84円です。1ヶ月で84円か、、、まとまった売り上げになるまでには時間かかりそうですね。でも、会社の給与以外に自分で売上を得られた嬉しさはあります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました