にほんブログ村
転職・キャリアランキング
↑応援クリックお願いします!
今回は私の転職失敗談。
私は10数年勤務していた会社を辞め、40歳で新たにベンチャー規模の会社に転職しました。
10年近くも社会人を経験してきたし、前職でも色々と社内異動も経験していたので、新しい会社に入ったとしても何とかなるだろう、という根拠のない自信をもって臨んだ新環境。
最初は何とかやりくりできていたのですが、少しずつ体への負担が増していきました。
結果、ベンチャーは1年ちょっとで退職することになりました。
結果的にはこの転職は失敗だったかなと自分では整理しているのですが、1度くらい失敗しても何とかなるものです。
先日、アメリカでスローフードのレストランを営んでいるアリス・ウォータースさんの「スローフード宣言」を読みました。
世の中にはマクドナルドなどのファストフードがたくさんあり、自分の好きな時にどのチェーン店に行っても同じ味の食事ができます。在庫切れなどにも俊敏に対応しているファストフード店は、20-30代のがむしゃらに働いていた頃の自分が重なります。
変化の激しい世の中のスピードに必死についていくことはもちろん大事ですが、この本に書かれている「スローフード」が大事にしている「美しさ」や「季節を感じる大切さ」から、自分の人生をそんなに頑張りすぎなくてもいいのかもな、と思うようになりました。
人間、失敗からの方が学ぶことが多いものです。
失敗することで、少し立ち止まることもできます。
今回は、私の1回目の転職失敗談をお伝えします。
最初に体に不調の兆しが出たのは入社4か月目
毎日9時間近い打ち合わせ。その後、メールや各種問い合わせツールでの回答。
深夜1時くらいに就寝だったのですが、寝る15分くらい前までずーっとパソコンを開いていました。
体を酷使しすぎて寝れなくなり、休職することになりました。
休職を経て退職、この選択はよかった
復調して別会社に再就職した今、当時を思い返すと、本当に体がボロボロになり再起不能になる前に休職できてよかったなと思います。
そして思うことは、「それほど体を酷使してまで頑張らないといけない仕事って何だったんだろう?」ということ。
当時は役員直下の管理職でして、部下を持ちながらプロジェクト担当者としても切り盛りしないといけない厳しい環境でした。内容が分からなかったり困ったりしたときに相談したくても、打ち合わせ続きで後手後手に回る。そんな悪循環な仕事の仕方が続いていました。転職先という緊張感も続いていたので、目に見えない疲労がたまっていっていたと思います。
結果、次の転職先を決める余裕もなく退社を決断しました。
この時の心境は以下のページでお伝えしています。
自分のスタイルにあう職場を認識することの大事さ
結果、私のスタイルに合っている職場環境は、新卒で入社したような、ある程度の規模と組織力のある職場で、組織全体俯瞰しながら仕事をする環境だなと思い至りました。
この気付きをもとに再就職先を探し、現在に至ります。
今の環境は、組織規模こそそれほど大きくはないのですが、シニア層から若手まで幅広い陣容で、困ったことがあれば相談しやすい雰囲気です。
「自分のスタイルに合う職場」は、何度か転職してみて理解できたポイントでした。
「そんなもの、1社目にいた時から気付けよ!」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、私は失敗を経験しないと実認識できていませんでした。
今は、この失敗を経験出来ていてよかったな、と思えるようになりました。
(失敗していた当時はそんな心境にはなれませんでしたけど。。)
そして、当時の心境をこうやって文字にすることで、自分の過去を改めて客観的に振り返ること、そんな心の余裕を持てることの大事さにも気づくことが出来ました。
転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?
コメント